学友会報道部ゲーム課(以下ホゲー)が4月1日、ホウドウブHDB専用ソフト「報道部ゲームⅤ~迫りくる就活~」の制作が最終段階に移行したことを発表した。ホゲーが制作するゲームは、2年前に発売された「報道部ゲームⅣ~部室の亡霊達~」以来であることに加え、去年発売された次世代ハード「ホウドウブHDB」の1年ぶりの新作であることに、ファンからは期待の声が寄せられている。
今回発表されたソフトは、「報道部ゲーム」シリーズ(以下HOGEシリーズ)の最新作だ。このシリーズは、「シューティング」「ホラー」「レースゲーム」「恋愛シミュレーション」と、シリーズを通しての特定ジャンルが無いことが特徴で、内容に関しては突拍子のない展開がよく起こることで有名である。特に2009年に発売された恋愛シミュレーション「報道部ゲーム外伝~君の単位に恋してる~」は登場人物の誰とも恋仲になれないゲームとして話題となった。
予測不可能なゲームとしてファンを楽しませるHOGEシリーズだが、最新作のジャンルは「アクションRPG」だ。プレイヤーは、全留年生を救済できるという伝説の「タンイ」を追い求めた末に研究室の奴隷と化したシリーズ恒例の主人公、端井暮蔵(たんいくれぞう)を操作し、秘宝「ナイテイ」を手に入れることを目的に冒険を進める。一見普通のRPGに見えるが、このゲームの最大の見どころは「お祈りシステム」だ。冒険を進めると、企業から「オイノリメール」が送られてくる。このメールを手に入れた数だけ、主人公は(不屈という意味で)精神的に強くなっていく。しかし、同時に(壊れるという意味で)精神的にもろくなっていくので、プレイヤーによるフォローが必要である。これを行わなければ次のステージ(シュウカツ)には進めず、操作を誤ると強制的に就職浪人収容所「NEET」に送られてしまい、ゲームオーバーとなる。
HOGEシリーズ開発担当の区疎下津久瑠(クソゲつくる)さんは、今回の最新作について「就活を控える大学生の皆さんに是非プレイしてほしい」と語る。「従来シリーズで扱ってきた『単位』から『就活』にスポットを変えたことで、今までにない斬新なゲームとなったはずだ。もうクソゲーなんて言わせない」と区疎下さんは自信をのぞかせた。
最新作「報道部ゲームⅤ~迫りくる就活~」は、発売日未定でメーカー希望小売価格3340円。
東北大学学友会報道部発行の「東北大学新聞 入学お祝い号」4面のエイプリルフール記事をまとめた特設ページです。 ※当記事に書かれている内容は全くの虚構であり、実在する人物・団体等とは一切関係ございません。 また、当記事により発生した損害等について、学友会報道部は一切の責任を負いかねます。
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