本学農学部の移転先が火星に変更されることが1日、明らかになった。これにより、青葉山新キャンパスへの移転計画は撤回された。
新たに計画される火星キャンパスの面積は234万5678㎡。農学研究科新棟のほか、研究用の植物を育てる圃場も整備される。
今回の計画変更に関して、取材に応じた農学部のある教授は「青葉山は火山灰土で作物の栽培に不適切。一方、火星の土壌には鉄のほか、カリウム、リンといった栄養素が含まれている。植物が良く育つと期待できる」と語った。
また、農学部の学生からは「青葉山と違い、熊がいないから安心だ」「火星は重力が地球の3分の1程度。友達と野球をしてみたい」といった移転を歓迎する声が上がっている。一方で、「火星じゃアニメも見られないし、ジャンプも読めない」「火星人と付き合ったら俺の心が侵略されちまう」などという否定的な意見も出されている。また、コミュニケーション能力の低下が叫ばれている東北大生が火星人と交流できるかは定かではない。
火星では酸素の確保だけでなく、ライフラインなど生活基盤に懸念事項が多く残る。農学部関係者は、学生が安心して火星ライフを送るために「キャンパス近くに寮を建設する。また、娯楽施設としてテニスコート、プールを整備するほか、全自動麻雀卓を導入したい。東北大学が火星移住の先陣を切れれば」と話している。
理学部の南極キャンパス、工学部の月面キャンパス移転計画に続いて発表された今回の火星移転計画。着工は2116年度、2125年度頃のキャンパス完成を目指す。
東北大学学友会報道部発行の「東北大学新聞 入学お祝い号」4面のエイプリルフール記事をまとめた特設ページです。 ※当記事に書かれている内容は全くの虚構であり、実在する人物・団体等とは一切関係ございません。 また、当記事により発生した損害等について、学友会報道部は一切の責任を負いかねます。
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